高野山真言宗・高崎白衣大観音 慈眼院
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  万灯会
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万灯会(まんどうえ)とは
仏さまに灯明を供え、滅罪生善や諸願成就を祈念する行事です。観音山では、清水寺から白衣大観音及び洞窟観音へと続く境内や石段に、願いが込められた一万を超える灯明が敷き詰められ、観音様にお供えします。先祖の供養や思い思いの願いを込め奉納された灯籠・灯明は、見る者に日頃の感謝の気持ちを思い起こさせてくれます。

 
 
万灯会は罪障を懺悔して、四恩に報ずるために一万の灯明を仏にお供えする法会のことで、奈良時代天平年間に始められたようです。
高野山では弘法大師空海が天長9(832)年に修行されました。それに倣い、平成9年それまで長い間続けていた火祭り「柴灯護摩」に代わる行事として開始しました。
 
最初は白衣観音・慈眼院を中心とした境内で、先祖供養や滅罪生善、諸願成就の思いを込めて護摩を焚き、灯明を観音様にお供えしていただくというささやかな行事でした。たいへん好評でしたが、駐車場から商店街参道が寂しいというご指摘が多く試行錯誤の末、紙コップ型のローソクを参道に並べることになりました。またせっかく「万灯会」と謳っているのですから、文字通り灯明カップローソクを10,000個並べようということになり、年々規模が大きくなり現在のようになった次第です。(今年はカップローソクを15,000個を並べる予定です)
 
また、当初の趣旨は受け継ぎながらも、信徒のみならず高崎市民や参詣者に観音山全体を見直していただき、新たな魅力をも発見していただきたく、ひびき橋まで範囲をひろげてみました。さらに商店街をはじめ各種団体等に御協力いただくことにより、観音山や高崎の観光の発展ということを考えるきっかけになればとも思いました。宗教性を重んじつつも、娯楽性や観光性を加味して、変化拡大できる柔軟なお祭りであると考えています。夏の最後を飾る荘厳で、幻想的な、美しいお祭りであるとも自負しております。
 
今年で第10回目となります。第7回目より一寺院が主催で行うには守備範囲が少し大きくなり過ぎ、とりあえずは実行委員会を組織して主催するという形となりました。宗教的なことはさておいても、中規模の都市のわりには市街地のすぐそばに観音山という恵まれた自然があるということと、白衣観音が高崎の観光のシンボルとしても認知されていることから、公益性も高い場所であると言えます。そこで、ご縁の深い諸団体、ボランティアグループの御支援を得て、名称も「高崎観音山(ろうそく祭り)万灯会」と定め、まだまだ遙かに及びませんが「動」の高崎祭りに対して「静」のお祭りとして肩を並べられるよう、高崎のある一面を象徴した代表的なものに発展していければと願っております。
 
 

慈眼院 橋爪良真