昭和11年、高崎の実業家井上保三郎翁は、当時の混迷した思想界に1つの光明を点じ、観世音菩薩の広大な功徳をあまねく世の人たちに分かちあおうとの志から、古来から観音にゆかりの深い観音山頂に、白衣大観音を建立された。高さ41.8m、重さ5985トンのコンクリート造り、胎内は9階よりなり、各階あわせて20体の仏像が安置されている。
原型は伊勢崎の彫刻家森村氏に依る。
観音山の丘陵の地に、高崎の街を見おろすように建てられた、白衣大観音は市のシンボル。そのお顔は、変わりゆく高崎の街の姿を眺めつづけて半世紀。平成7年に、大がかりな修理が施され、平成8年には太鼓橋が新しくなり、新たに大師堂が建立された。これからも市の守護神として、限りない慈悲で高崎を見守りつづけてくださるのだろう。
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